学校ブログ

5年生家庭科「食べて元気!ご飯とみそ汁」

5年生は、家庭科で伝統的な日常食であるご飯と味噌汁の調理を学習しています。

この時間は、みそ汁の作り方を調べるにあたって、和食特有の「だし」について知る学習をしていました。

料理の味には、「塩味、甘味、酸味、苦味、うま味」があることを学び、塩味は、「塩からい」、甘みは、「あまい」…とイメージできる児童が多くいましたが、うま味は、なんと表現したらよいか悩む姿が見られました。

そこで、五感でうま味を感じる活動を行いました。

まずは、実際にかつお節を削ります。枯節の硬さに驚きながら、かんなを使って削っていくと良い香りがしてきます。

次に、削ったかつお節を使ってだしをとると「黄金色だ~」という声が聞こえてきました。

そのあとは、「だし入りの汁」と「だしなしの汁」を飲み比べてどちらがだし入りかを当てる「ききだし」を行いました。視覚を断ち、嗅覚と味覚を使って見極めます。

…結果は見事全員正解!

「うま味」やその要となる「だし」は、和食に欠かせないことを学び、いよいよ、次の時間には、みそ汁の調理実習です。おいしく作れるでしょうか。